受験・進学コラム
2026.10.09
高卒認定とは?高卒資格との違いをわかりやすく解説

「高卒認定」で検索している方の多くは、「高卒認定を取れば高校を卒業したことになるのか」「高卒資格とは何が違うのか」という点で迷っているのではないでしょうか。この記事では、「高卒認定」と「高卒資格」という似ているようで異なる2つの言葉を整理し、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
1. 高卒認定の定義
「高卒認定」とは、文部科学省が実施する「高等学校卒業程度認定試験」に合格することを指します。この試験に合格すると、「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」と認められ、大学・短期大学・専門学校の受験資格を得られます。
高卒認定試験とは?受験資格・科目・スケジュールを完全ガイド【2026年】はこちら
一方で、高卒認定はあくまで「学力を証明する試験」であり、高等学校を卒業したという事実そのものを作り出すものではありません。この点が、「高卒資格」との最も大きな違いです。
2. 高卒資格との違い(進学・就職での扱いの違い)
「高卒資格」は、全日制・定時制・通信制のいずれかの高等学校で必要な単位を修得し、卒業することによって得られる資格です。両者の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | 高卒認定 | 高卒資格(高校卒業) |
|---|---|---|
| 最終学歴の表記 | 中学校卒業(高卒認定試験合格) | 高等学校卒業 |
| 取得方法 | 試験に合格する | 学校に在籍し、単位を修得して卒業する |
| 大学・専門学校への進学 | 可能(18歳以降に受験可) | 可能 |
| 就職活動での扱い | 企業によっては「学歴」として重視されにくい場合がある | 高校卒業として扱われる |
| 学校生活・仲間との関わり | 基本的にない(独学が中心) | 学校行事や仲間との関わりを持てる |
進学だけを最短で目指したい場合は高卒認定試験、就職活動も含めて幅広い進路の可能性を残したい場合や、学校生活の中で学び直したい場合は高卒資格の取得を選ぶ、というのが一般的な考え方です。
3. 高卒認定のメリット・デメリット
学校に通わず、自分のペースで試験勉強を進められる
合格した科目は次回以降に持ち越せるため、少しずつ合格を積み重ねられる
短期間で大学入学資格を得られる可能性がある
最終学歴が「高等学校卒業」にはならない
独学が基本となるため、学習習慣がないと継続が難しい
学校生活そのもの(友人関係・行事など)を経験する機会が少ない
就職活動において、応募条件を「高卒以上」としている企業の中には、高卒認定を高卒と同等に扱わない場合がある(企業によって判断が異なるため、志望先には個別に確認が必要です)
4. 通信制高校で高卒資格を取る選択肢
「独学に不安がある」「最終学歴として高校卒業をきちんと得ておきたい」という場合は、通信制高校とサポート校を活用して高校卒業資格そのものを取得する道も検討する価値があります。
WAM高等学院は日本航空高等学校と提携する通信制高校のサポート校で、個別指導塾を母体とした学習管理体制のもと、在籍生徒の卒業率100%という実績があります。メタバース校・オンラインコース・キャンパスコースから通学スタイルを選べるため、独学での学習に不安がある方でも、サポートを受けながら高校卒業を目指すことができます。
まとめ
「高卒認定」は学力の証明であり、「高卒資格」は学校卒業という事実そのものです。どちらが自分の目指す進路に合っているかを見極めた上で、必要であれば通信制高校での学び直しという選択肢も検討してみてください。
※就職活動における学歴の扱いは企業により異なります。本記事の内容は一般的な傾向を示すものであり、個別の企業の採用基準を保証するものではありません。

